伊藤 智博 研究室
- テーマ:動植物・食材のレドックスを観る新技術
- キーワード:フリーラジカル,活性酸素,抗酸化機能,生体計測,電子スピン共鳴
- 専門分野:エネルギーと人工知能
研究室URL
業績URL
http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/41_ja.html?k=伊藤智博
自己紹介
研究概要
近年、活性酸素を始めとするフリーラジカルが生体の生理的・病的現象に深く関わっていることが指摘されて以来、 生体が生きたままでフリーラジカルを直接観測する計測法としての電子スピン共鳴(ESR)法に期待がかけられている。 当研究室の主たる研究テーマは、「フリーラジカル化学」を基盤とした「新規生体計測用ESR法の開発研究」と 「ESR計測法の応用研究」の2つである。平成17年度大学院生の研究テーマを下記に示す。
- ESR法によるイネのストレス応答計測に関する研究
- ESR法によるヒメウコギの抗酸化能評価の研究
- ESR法による過酸化水素の定量に関する研究
- フリーラジカルを指標とする炭素材料のキャラクタリゼーション
- ESRスピンプローブ法による種々の煙の酸化還元能
- ESR法による種々の食品の抗酸化力の評価
- ピンポイントESR法に関する研究
ESR
電波と磁場を使ってフリーラジカル(常磁性物質)を検出する計測法。
スピン試薬
酸化や還元されて常磁性を得るあるいは失う試薬。造影剤の一種。