堀田 純一 研究室
- テーマ:光でナノを観る超解像蛍光顕微鏡
- キーワード:超解像蛍光顕微鏡、蛍光タンパク質、珪藻、単一分子分光、遺伝子工学
- 専門分野:光ナノ計測
研究室URL
業績URL
http://yudb.kj.yamagata-u.ac.jp/html/100000415_ja.html?k=堀田純一
自己紹介
研究概要
光学顕微鏡は微細な構造を非破壊・非接触に観測することができる最も簡便な手法として、生物学、化学、物理学といった数多くの分野で使われています。この光学顕微鏡は、光の持つ「回折限界」と呼ばれる壁に阻まれて、従来は光の波長の半分程度(サブマイクロメートル)の分解能しかありませんでした。私は、この「回折限界」を乗り越えてナノメートルの空間分解能を持つ新しい光学顕微鏡(超解像蛍光顕微鏡)について研究しています。超解像蛍光顕微鏡を使って、細胞、高分子、発光素子等の機能をナノメートルの解像度で明らかにしたいと考えています。
具体的には、(1)分子一つを観る単一分子分光計測、(2)蛍光スポットを回折限界以下に小さくすることにより超解像を実現するStimulated Emission Depletion (STED) Microscopy、(3)個々の単一分子をナノメートルの精度でマッピングすることにより像を再構成するLocalization Microscopyについて研究を行っています。